おいしいグルテンフリー生活

簡単で楽しくグルテンフリーを続けるためのレシピやコツ

グルテンフリーのフランスパンの作り方

グルテンフリーのフランスパン

グルテンフリーの田舎パン

外はカリッ、中がモチっとした、フランス風、田舎パン (パン・ド・カンパーニュ)のレシピをご紹介します。

 

「グルテンフリーとは、言われなければわからないほどのふわふわ、モチモチ感!」とまわりからも好評を得ました。材料を計って混ぜて、1時間発酵を待ってオーブンで焼くだけなので、とても簡単です。
 
参考レシピはこちら(英語)です。オリジナルのレシピはグルテンフリーミックス粉を使っているので、ミックスを使わない材料のレシピに私がアレンジしたのが以下になります。
 

材料

 

  1. 米粉

  2. もち米粉

  3. 片栗粉

  4. タピオカ粉 54 g

  5. キタンサンガム 小さじ1と 1/4

  6. 砂糖 小さじ2 (8 g)

  7. ドライイースト 6 g

  8. ベーキングソーダ1 小さじ1 1/4

  9. 塩小さじ1 (6 g)

  10. 35〜40℃にあたためた牛乳またはお湯 240cc

  11. 卵1個 (攪拌しておく)

  12. エキストラバージンオイル 大さじ1  (14 g)

 

 

作り方

 

耐熱の容器の内側にオイル(分量外)を塗る。底の丸いル・クルーゼのような鉄鍋か、耐熱のガラスのボウルでもOKです.

鉄鍋にオリーブオイルなどの油を塗る

鉄鍋にオリーブオイルなどの油を塗る

材料のうち粉類を全部丁寧に計り、ボウルに入れ、よく混ぜる。

よく混ざったら、粉の真ん中にくぼみを作り、残りの材料を入れる。

粉類に卵を足したところ

粉類に卵を足したところ

ハンドミキサーかスタンドミキサーで、5分くらいよく混ぜます。

 

私はスタンドミキサーを使いました

私はスタンドミキサーを使いましたが、なければハンドでも大丈夫です

下記のような感じになります。

 

5分くらい混ぜ合わせたところ

5分くらい混ぜ合わせたところ

先ほど油を塗った鉄鍋かガラスボウルの方にゴムベラで移し、少しゴムベラに少し水をつけて形を整える。

生地

生地は最初 赤ちゃんの頭くらいの大きさ

 

オリーブオイルを軽く塗ったラップをふんわりとかぶせ、45分くらい置くと、

1.5倍くらいに膨らみます。

膨らんだところ

膨らんだところ

オーブンを予熱して 190度C (375F)になったらラップを外して、30分焼き、薄いキツネ色になったらフライ返しで裏返してあと15分焼きます。

パンが半分焼けたところ

30分焼いたところ

焼けたら、網に取り出し、よく冷まします。  

焼き上がりました

焼き上がりました

 

パンを冷ましているところ

冷まして切ったところ 外はカリカリ、中はもっちもちです

 

 

コツ

 

材料はできるだけ正確に測った方がうまくいきます。

卵は早めに冷蔵庫から出して室温にしておくとよいです。

牛乳のかわりに豆乳やライスミルク、アーモンドミルクなどでもOK。なければお湯でも大丈夫です。

 

エキストラバージンオイルのかわりにほかの油でもOKです。ココナッツオイルやアボガドオイルなどもおすすめです。

 

 

そのままでも美味しいですが、ガーリックトーストにするのもおすすめです。

外側のカリカリ感がなんとも良いです。

パンを切った時に出るパンくずは、お好み焼きを作る時に天かすの代わりに入れてますと、お好み焼きの香ばしさが増幅します。

 

材料のうち、キタンサンガムは、とろみづけ用の増粘剤の一つで、天然発酵によって作られる多糖類です。

 

通常のパンは、麦に含まれるタンパク質である、グルテンが増粘剤となり、パンのもちっとした膨らみをもたらすのですが、麦を使わないグルテンフリーのパンでは代わりにこちらを使います。もち粉、片栗粉、タピオカ粉との相乗効果で、「もちっ」「ふっくら」感が出ます。

 

美味しいのでぜひお試しください。我が家の定番のグルテンフリーのパンです。